2020-05-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:下げ幅を広げる展開、物価統計は市場予想より悪く
12日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、下げ幅を拡大している。前日の米株安が嫌気されているほか、寄り付きと同時に発表された4月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)がそれぞれ3.3%上昇、3.1%低下となり、市場予想(それぞれ3.7%上昇、2.6%低下)より悪い内容となったことも嫌気されているもよう。
指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.34%安の2884.97ポイントで推移している。セクター別では、通信、保険、電子ITなどが売られる半面、製紙、医薬、証券などが買われている。