2020-04-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、湖北省地盤の銘柄買われる
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.30%高の2859.21ポイントだった。深セン成分指数は2.00%高の10724.90ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4136億5700万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移した。前日の米株高が好感されたほか、中国の景気対策が本格化するとの期待から買いが広がった。セクター別では、航空、電子IT、通信などが買われた半面、医療、食品・飲料が安い。前日買われた高速道路も売られた。中国共産党中央政治局常務委員会の会議で、自動車、電子IT、新材料、バイオ医薬など湖北省の支柱産業の回復や経済の安定に向けた包括的な支援策を実施する方針が示されたことを受け、現地に拠点を置く銘柄なども大幅高となった。
上海B株指数は1.98%高の215.17ポイント、深センB株指数は1.11%高の832.87ポイントだった。