2020-04-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、通信・電子ITなど買われる
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.33%高の2743.64ポイントだった。深セン成分指数は0.53%高の10004.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3115億3000万元だった。
上海総合指数は前日の米株安を嫌気して安く始まったが、米株価指数先物が時間外で上昇するなか、徐々に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した。中国指導部の財政政策や中小企業支援に関する報道も投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、通信、電子IT、造船などが買われた半面、貴金属、食品・飲料、建材などが売られた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた飲食店の閉鎖で豚肉需要が落ち込んでいるとの情報が嫌気され、豚肉関連銘柄も安い。
上海B株指数は0.87%安の213.70ポイント、深センB株指数は0.39%安の808.71ポイントだった。