2020-03-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落も下げ幅縮小、一時プラス圏に浮上も
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.18%安の2776.64ポイントだった。深セン成分指数は0.29%安の10211.71ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3899億4700万元だった。
上海総合指数は安く始まったものの、徐々に下げ幅を縮小した。前日まで2日連続で大幅上昇した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった一方、中国国内で新型コロナの感染が収束しつつある中、経済活動の再開や消費の回復に向けた当局の政策支援で恩恵を受けるセクターが買われたほか、業績発表の本格化で個別銘柄の物色も進んだ。指数は一時プラス圏に浮上する場面もみられたが、小幅安で前場の取引を終えている。セクター別では、通信、建材、建設などが売られた半面、医療、食品、酒造、銀行などが買われた。
上海B株指数は0.39%安の219.69ポイント、深センB株指数は0.28%安の820.43ポイントだった。