2020-03-25 |
中国/統計/その他 |
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中国の1−3月期GDP、マイナス成長の公算=政府系メディア
新型コロナウイルスの感染拡大が中国国内から全世界に広がり、2020年1−3月期と通年の中国国内総生産(GDP)成長率見通しを下方修正する動きが相次ぐ中、 政府系メディアの『証券時報』は中国人民大学の劉元春・副校長の話を引用し、「1−3月期中国GDPのマイナス成長はほぼ確実だ」と伝えた。政府系メディアがGDPの「マイナス成長」に言及したのは初めてという。『経済通』が25日伝えた。
劉副校長はまた、1−3月期がマイナス成長となった場合、年間GDP成長率5.5%を達成するには、向こう3四半期は平均で7.5%の成長を確保する必要があると試算。年間で6%の達成には平均で9%以上が必要になるとした。