2020-03-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、米株安などを嫌気 2700ポイントは守る
週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比1.60%安の2701.73ポイントだった。深セン成分指数は2.26%安の9920.92ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4181億2400万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移した。前週末の米株急落や、きょうの香港市場をはじめとしたほとんどのアジア株式相場が軟調となるなか、本土市場でも売りが先行。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への警戒や、香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買が大きく売り越していることも相場を重くした。指数は序盤以降、2700ポイントをやや下回る水準でもみ合いを続け、結局、同水準を回復して午前の取引を終えた。セクター別では電子部品、自動車、不動産が大きく下落。半面、通信が買われた。
上海B株指数は1.76%安の218.41ポイント、深センB株指数は2.95%安の802.49 ポイントだった。