2020-03-19 |
香港/投資判断/通信 |
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中国鉄塔の強気判断を維持、19年12月期業績は予想通り=CICC
中国国際金融(CICC)は最新リポートで、中国鉄塔(
00788)が18日発表した2019年12月本決算は予想通りだったとして、投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を2.5HKドルにそれぞれ維持した。今年は力強い5Gネットワーク建設需要が追い風となって増収が期待できる上、キャッシュフローが改善するにつれて配当性向が一段と上昇すると見込む。香港経済紙『信報』が19日伝えた。
中国鉄塔の2019年12月本決算の純利益は前年比97.1%増の52億2200万元で、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の51億6100万元を上回った。CICCの予測では、中国3大キャリアは今年10−12月期より前に計55万個超の5G基地局を設置し、通年では70万個に達する見通し。
中国鉄塔の株価は日本時間午後4時12分現在、前日比9.52%安の1.52HKドルで推移している。