2020-03-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日ぶり反発、買い戻し優勢 2800ポイント回復
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.26%高の2814.70ポイントだった。深セン成分指数は2.66%高の10474.32ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4664億2600万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移。高く寄り付いた後、心理的節目の2800ポイントを挟んでもみ合った。前日まで5営業日続落し、約1カ月半ぶり安値をつけた後とあって、買い戻しが優勢。中国本土で新型肺炎の新規感染者数の減少が続く中、李克強首相が17日に開いた国務院(内閣に相当)常務会議で重大投資プロジェクトの工事再開や着工を加速すると指示したことなども好感されている。
セクター別では、農業、セメント・建材、ソフトウエアサービス、電子部品の上昇が目立つなど、ほぼ全セクターで買いが優先となっている。
上海B株指数は1.24%高の225.74ポイント、深センB株指数は0.95%高の864.22ポイント。