17日の香港市場でハンセン指数は不安定な値動き。小安く寄り付いた後に切り返し、一時は上げ幅を1%超に広げたものの、その後は再びマイナス圏に沈んだ。指数は日本時間午前10時55分現在、前日比0.25%安の23004.81ポイントで推移している。前日の急落を受けた安値拾いの買いと、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に与える悪影響を懸念する売りが交錯している。
個別では、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)、サンズ・チャイナ(
01928)、電動工具大手の創科実業(
00669)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が安い。半面、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、香港不動産関連のLink REIT(
00823)が堅調。