2020-02-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:大幅反落、節目の2900ポイント割れ 全セクターで売り優勢
28日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は大幅反落。前場終値は前日比3.37%安の2890.56ポイントだった。深セン成分指数は4.44%安の11021.72ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6914億6000万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移した。前日の米国株急落など世界的な株安を嫌気した売りが加速。新型肺炎の世界的な感染拡大を受けた景気減速懸念で投資家心理が大きく悪化した。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買も大きく売り越している。指数は序盤から下げ幅を広げ、結局、節目の2900ポイントを下回って午前の取引を終えた。セクター別では、全セクターで売りが優勢となり、特に通信、ハイテク、自動車の売りが目立った。
上海B株指数は2.97%安の232.50ポイント、深センB株指数は2.56%安の919.45ポイントだった。