28日の香港市場でハンセン指数は大幅に反落して始まった。前日のNY市場で新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への警戒感からダウ平均が過去最大の下げ幅を記録。香港でもリスク回避の売りに押されて全面安となっている。中国本土相場の急落も投資家心理を悪化させた。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比2.17%安の26198.43ポイントで推移している。個別では、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)が大幅に続落。前日買われた中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)も売られている。