2020-02-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:大幅続落、心理的節目の3000ポイント割る
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅続落。前場終値は前日比2.00%安の2970.63ポイントだった。深セン成分指数は1.74%安の11567.77ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9320億5100万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3000ポイントを下回る水準で寄り付いた。序盤は3000ポイントを挟んで推移していたが、その後は下げ幅を拡大し、下落幅は一時3%近くに迫る場面もみられた。新型肺炎の感染が中国から日本や韓国、イタリアなど世界各地に広がるなか、リスク回避の姿勢が強まった。セクター別では、造船、電子IT、航空などを中心に幅広いセクターが売られたほか、原油先物相場の大幅下落を嫌気し、石油も安い。
上海B株指数は2.13%安の239.31ポイント、深センB株指数は1.48%安の937.50ポイントだった。