2020-02-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、終盤に上げ幅拡大 ハイテク銘柄に買い
21日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.46%高の3044.11ポイントだった。深セン成分指数は1.51%高の11682.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6851億8600万元だった。
上海総合指数は序盤以降、前日終値を挟んで一進一退の展開。前日に節目の3000ポイントを回復するなど大幅高となった後で、利益確定売りが出やすい環境だった半面、引き続き中国当局の景気対策への期待が支えとなった。深セン市場の成分指数や創業板指数が大きく上昇するなか、上海総合指数は前引けにかけてプラス圏で上げ幅を拡大。結局、前場の高値圏で取引を終えた。セクター別では、ハイテクや通信の上昇が目立ったほか、貴金属、家電が高い。半面、銀行、観光、航空が軟調だった。
上海B株指数は0.57%高の245.49ポイント、深センB株指数は0.01%安の961.20ポイントだった。