2020-02-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり反落、ほぼ全面安 250日移動平均割れ
18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.35%安の27581.19ポイントだった。中国企業指数は1.32%安の10813.13ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で600億4000万HKドルだった。
ハンセン指数はほぼ全面安で始まり、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で27689.66ポイント)を割り込んで午前の取引を終えた。前日は続伸して1月22日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で引けただけに、利益確定売りに押された。米アップルが17日、1−3月期の売上高が予想に届かない見込みを発表したことで、新型コロナウイルス感染の企業活動への影響が長引くとの懸念が強まった。中国本土市場の下落も投資家心理を悪化させたもよう。
個別では、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)と舜宇光学科技(
02382)の下げがきつい。不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)と華潤置地(
01109)、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)も安い。一方、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)が逆行高。マカオ政府がカジノの営業停止措置を20日に解除する方針を示し、買い材料視された。