2020-02-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、銀行株・保険株が全面安
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.39%安の2972.02ポイントだった。深セン成分指数は0.19%安の11219.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6369億1700万元だった。
上海総合指数はプラス圏に浮上する場面もみられたものの、マイナス圏での値動きが目立った。指数は前日に2%超上昇した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったほか、中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポ操作を見送り、2日間で計9000億元超の資金を吸収していることも嫌気された。セクター別では、銀行や保険が全面安となっているほか、農薬、化学肥料、証券なども安い。半面、航空、貴金属、電子部品などが買われた。
上海B株指数は0.32%安の239.37ポイント、深センB株指数は0.06%安の943.14ポイントだった。