2020-02-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、当局の政策期待が支え ほぼ全面高
週明け17日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比1.30%高の2955.07ポイントだった。深セン成分指数は2.01%高の11136.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5416億2000万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。寄り付き後に中国人民銀行がローンプライムレート(LPR)の算出基準となる中期貸出制度(MLF)の金利の引き下げを発表。証券当局が上場企業の増資規制を緩和すると伝わったことも好感され、買いが先行した。深セン市場の成分指数や創業板指数が大幅高となるなか、上海総合指数も序盤以降、上げ幅を広げた。セクター別では、通信やハイテクが大きく買われるなどほぼ全面高となった。
上海B株指数は1.53%高の238.66ポイント、深センB株指数は1.42%高の938.10ポイントだった。