2020-02-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、中盤以降に上げ幅拡大 金融株が軒並み高
14日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.52%高の2921.25ポイントだった。深セン成分指数は0.79%高の10949.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4823億1400万元だった。
上海総合指数はおおむねプラス圏で推移。新型肺炎を巡り、序盤は不透明感が意識されたが、湖北省以外の地域における新規感染者数の縮小が続いていることが伝わると、買いの勢いが強まった。深セン市場の成分指数や新興企業市場「創業板」指数の上昇も支えとなるなか、上海総合指数は前場中盤以降、上げ幅を広げた。セクター別では、金融が軒並み高となったほか、非鉄金属や電子部品などが大きく上昇。半面、農薬、通信キャリアなどが軟調だった。
上海B株指数は0.35%高の236.02ポイント、深センB株指数は0.15%安の926.91ポイントだった。