12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.69%高の27774.09ポイントだった。中国企業指数は0.55%高の10868.23ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で561億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高を好感して高く始まった後、徐々に上げ幅を拡大した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が減速しているとの見方や、中国政府が引き続き景気支援策を打ち出すとの期待から、買いが優勢となった。
個別では、銀河娯楽(
00027)やサンズ・チャイナ(
01928)などカジノ株が高い。マカオで11日まで7日連続で新型肺炎の新たな感染者が確認されなかったことが好感されているもよう。2019年12月本決算で黒字転換する見通しを明らかにした新疆新キン鉱業(
03833)は7%超上昇。半面、恒安国際集団(
01044)やチャイナ・モバイル(
00941)が売られた。