2020-02-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:7日続伸、一進一退の展開 通信キャリアが全面高
12日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は7営業日続伸。前場終値は前日比0.21%高の2907.79ポイントだった。深セン成分指数は0.87%高の10862.40ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4342億1600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。これまで6営業日続伸し、前日に心理的節目の2900ポイントに乗せて終えたとあって、一服感から利益確定売りが出た。一方、新型肺炎の感染拡大の収束や中国当局の景気下支え策に対する期待が相場を支えた。下値の堅さを確認すると、指数は終盤に切り返し、きょうの高値圏で前場の取引を終えた。
セクター別では、通信キャリアが全面高。非鉄金属、ソフトウエア・電子・ITも高い。半面、鉄鋼、化学繊維、保険、製薬が売られている。
上海B株指数は0.05%安の235.61ポイント、深センB株指数は0.36%高の932.06ポイントだった。