2020-02-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日続伸、節目の2900ポイント回復 保険株が軒並み高
11日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比0.33%高の2900.14ポイントだった。深セン成分指数は0.18%高の10748.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5054億8700万元だった。
上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もみられたが、その後はプラス圏で推移した。春節(旧正月)連休明けの急落以降、上昇が続いているだけに利益確定売りが出やすい一方、新型肺炎の感染拡大に対する当局の政策への期待が引き続き相場を支えた。指数はやや動きが荒くなったものの、節目の2900ポイントを回復して前場の取引を終えた。セクター別では、保険が軒並み高となったほか、銀行、鉄鋼、航空などが買われた。半面、通信、医薬・医療、電子・ITが安い。
上海B株指数は0.33%安の234.99ポイント、深センB株指数は0.33%高の923.95ポイントだった。