2020-02-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、新型肺炎への懸念が重荷
週明け10日の香港市場でハンセン指数は続落スタート。前週末の米株安の流れを引き継ぎ売りが先行。新型肺炎への懸念が引き続き重荷となっている。感染拡大に収束の兆しがみえないなか、きょうは上海市や広東省など多くの地域で企業が活動を再開。Uターンラッシュで感染のさらなる拡大も警戒されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.92%安の27361.45ポイントで推移。個別では、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、中国国有銀行の中国工商銀行(
01398)、本土系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)の下げが目立つ。アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)も1%超の下落となり、指数を押し下げている。半面、欧州金融のHSBC(
00005)、衛生用品メーカーの恒安国際集団(
01044)がしっかり。