2020-02-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りが優勢 保険・銀行株が軒並み安
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.59%安の2849.51ポイントだった。深セン成分指数は0.87%安の10508.69ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5993億6100万元だった。
上海総合指数はおおむねマイナス圏で推移した。週初の急落以降、前日まで大きく戻してきただけに利益確定売りが出やすい環境。香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買が売り越しに転じたことも相場の重しとなった。指数は前場中盤に一時、プラス圏に浮上する場面もみられたが、その後はマイナス圏で下げ幅を広げた。セクター別では、保険と銀行が全面安となったほか、医薬・医療が安い。半面、通信キャリア、ソフトウエアが大きく買われた。
上海B株指数は0.66%安の231.65ポイント、深センB株指数は0.85%安の915.24ポイントだった。