2020-02-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、新型肺炎対策の企業支援を好感
6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.99%高の2845.89ポイントだった。深セン成分指数は1.94%高の10505.43ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5095億6100万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、ほどなくして上向きに転じ、上げ幅を拡大した。新型肺炎の感染拡大を受けて中国当局が打ち出した企業への支援策を好感。旧正月連休前と連休明けに相場が急落しただけに、政策恩恵銘柄を中心に買いが優勢となった。
セクター別では、通信キャリアと防犯設備が全面高。医療、製薬、農業関連も高い。半面、銀行、貴金属がさえない。
上海B株指数は0.38%高の232.22ポイント、深センB株指数は0.87%高の921.41ポイントだった。