4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.16%高の26661.68ポイントだった。中国企業指数は1.38%高の10409.79ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で717億1000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まり、前日比1%前後の水準で推移して前場の取引を終えた。前日の米株式相場やきょうの中国本土相場の反発が買い安心感につながった。中国人民銀行(中央銀行)による連日の資金供給オペも投資家心理を支え、ハイテクや金融を中心に幅広いセクターで買いが優勢となった。
個別では、中国インターネットサービス大手テンセント(
00700)とアジア基盤の保険会社AIAグループ(
01299)が続伸し、相場の上昇を主導。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)も大きく買われた。一方、香港公益株の電能実業(
00006)と中電控股(
00002)は続落し、逆行安を演じている。