2020-02-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、医薬株や保険株買われる
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.21%高の2752.44ポイント。深セン成分指数は1.74%高の9949.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6050億1100万元だった。
上海総合指数は心理的節目の2700ポイントを下回る水準で寄り付いたものの、前日に7%超下落した後とあって、買い戻しが優勢となり、ほどなくプラス圏に浮上した。ただ、新型肺炎の感染者数は現地時間4日午前0時時点で2万人を突破するなど収束の兆しはみえず、中国経済への影響が懸念され、上値は重かった。セクター別では、医薬、保険、銀行が買われた半面、観光、造船などが売られた。
上海B株指数は0.25%高の224.87ポイント、深センB株指数は1.10%高の890.48ポイントだった。