2020-02-03 |
中国/政策/金融 |
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人民銀、3日のオペで1兆2000億元供給へ
中国人民銀行(中央銀行)は2日、3日の公開市場操作(オペ)でリバースレポ(売り戻し条件付き債券購入)を通じて1兆2000億元の資金を供給すると発表した。銀行システム全体の流動性が前年度期に比べ9000億元多くなる見通し。
中国経済ニュースサイト『証券時報網』によると、以前のオペで供給していた1兆元近い資金が3日に償還期限を迎えるため、同日の差し引き供給額は約2000億元にとどまる。ただ、中信証券研究所の明明副所長は、「従来は春節(旧正月)明けの市場流動性には余裕があり、人民銀が大規模な供給オペを行うことはあまりなかった。2000億元前後でも、供給超過の規模としては少なくない」と語った。