2020-01-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、新型肺炎の拡大を嫌気 連休前に調整売りも
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.46%安の3016.18ポイントだった。深セン成分指数は1.86%安の10866.38ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4225億8600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が嫌気されているほか、あす24日から旧正月の大型連休に入るため、持ち高を調整する売りも相場の重しとなった。セクター別では、観光、通信、宝飾品などで下落が目立った半面、造船、医療などが買われた。
上海B株指数は2.49%安の251.11ポイント、深センB株指数は1.21%安の981.82ポイントだった。