2020-01-22 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続落、売り一巡後は下げ幅縮小
22日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.23%安の3045.03ポイントだった。深セン成分指数は0.30%高の10986.51ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4119億8600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、序盤は急速に下げ幅を拡大。湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を嫌気し、一時は前日比1.5%安を付けた。ただ、心理的節目の3000ポイントに近づく水準で下げ渋り、その後はもみ合いながら上向きに転じた。前日からの指数の急落を受けて自律反発を狙った買いが相場を支えたもよう。
セクター別では、貴金属、宝飾品、アパレルが安い。前日に逆行高を演じた製薬・医療関連が反落。半面、電子部品が高い。米アップルが低価格の新型「iPhone」を近く発売するとの報道が材料視された。
上海B株指数は0.16%安の256.87ポイント、深センB株指数は0.01%安の984.16ポイントだった。