2020-01-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、ほぼ全面安 新型肺炎を嫌気
21日の香港市場で、ハンセン指数は続落して始まった。国際通貨基金(IMF)が20日に世界経済見通しを下方修正したことや、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者拡大が嫌気されたもよう。春節(旧正月)の連休入りを週末に控え、運用リスクを回避する売りが先行している。
指数は日本時間午前10時46分現在、前日比1.86%安の28259.471ポイントで推移。保険株のAIAグループ(
01299)と中国人寿保険(
02628)が大きく売られている。香港不動産株の恒隆地産(
00101)と九龍倉置業地産(
01997)も大幅安。吉利汽車(
00175)の続落も目立つ。一方、製薬の石薬集団(
01093)が逆行高を演じている。