2020-01-17 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】堅調か、GDPなど中国の主要経済指標に注目
17日の香港市場は米株高を好感し堅調に推移するか。16日のNY株式相場は続伸。米中通商「第1段階」合意署名式を通過し、焦点が10-12月期決算発表や米国経済に移るなか、好決算を発表したモルガン・スタンレーの大幅高や市場予想より強い結果となった新規失業保険申請件数などの経済指標が好感され、主要3指数がそろって取引時間中と終値での史上最高値を更新した。
一方、中国では日本時間きょう午前11時に2019年10−12月の実質国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表が予定されている。7−9月期の実質GDPは前年同期比6.0%増と今の形で集計が始まった1992年以来の最低を記録しており、10−12月期も6%割れを回避できるかどうかに注目が集まっている。市場予想は6.0%増。
前日の香港株の米国預託証券(ADR)は、AIAグループ(
01299)や中国平安保険(
02318)が香港終値を上回って引けている。