2020-01-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:小幅に3日続落、29000ポイント接近も終盤にマイナス圏
16日前場の香港株式市場でハンセン指数は小幅に3日続落。前場終値は前日比0.07%安の28752.32ポイントだった。中国企業指数は0.12%安の11281.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で590億9000万HKドルだった。
ハンセン指数はおおむねプラス圏で推移。前日の米株高や米中貿易協議をめぐる「第1段階合意」の署名を受けた個別銘柄の物色などが相場を支えた。指数は序盤以降、上げ幅を広げると節目の29000ポイントに接近。ただ、合意署名後の一服感が広がるなか、終盤にかけて急速に利益確定売りが強まり、結局、前日終値をやや下回る水準まで下げて午前の取引を終えた。
個別では、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)の下げが目立ったほか、本土国有銀行大手の中国工商銀行(
01398)、本土生保大手の中国人寿保険(
02628)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が安い。半面、不動産大手の華潤置地(
01109)や中国海外発展(
00688)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)が買われた。