2020-01-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、イベント通過で利益確定売り 様子見気分も
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.28%安の3081.38ポイントだった。深セン成分指数は0.01%安の10971.57ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3644億7100万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤は前日終値付近でもみ合ったが、中盤以降はマイナス圏に沈んだ。米中貿易協議をめぐり、両国政府は15日に「第1段階」合意文書に署名した。ただ、合意内容はほぼ事前の報道通りで、イベント通過後の一服感から利益確定売りが相場の重荷となった。2019年経済成長率や12月の主要経済指標の発表をあすに控え、様子見気分も漂った。
セクター別では、環境関連、保険、プラスチック・ゴム、石油などが安い。半面、航空・宇宙関連、造船が堅調。
上海B株指数は0.54%安の258.31ポイント、深センB株指数は0.06%高の995.52ポイントだった。