中国の総合医薬品メーカー、中国生物製薬(
01177)は14日前引け後、子会社の江蘇正大豊海製薬が開発した脳神経保護薬「エダラボン塩化ナトリウム注射液」(商品名・依必坦)が後発医薬品として中国国家薬品監督管理局に承認されたと発表した。同製品は中国で承認された唯一の100ミリリットル規格エダラボン注射液で、有効成分や効能が先発医薬品と同じであることを示す同等性試験を通過したとみなされる。エダラボンは主に急性脳梗塞によって起こる神経症状や、日常生活能力と機能の障害の改善に用いられる。
中国生物製薬の株価は日本時間午後4時3分現在、前日比1.81%安の10.88HKドルで推移している。