2020-01-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、前引け間際にマイナス圏に沈む 証券株売られる
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.05%安の3113.96ポイントだった。深セン成分指数は0.21%安の11017.10ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4379億7600万元だった。
上海総合指数は、序盤は高く推移したが、前引け間際にマイナス圏に沈んだ。米財務省が中国の「為替操作国」への指定を解除したことが好感され、指数は一時3127.17ポイントまで上昇。中国税関総署が発表した2019年12月の人民元建て貿易統計は輸出入ともに市場予想を大きく上回る伸びとなったが、前日に約8カ月半ぶり高値をつけた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。セクター別では、前日買われた証券が売られているほか、酒造、造船、軍需などの下落も目立つ。半面、非鉄金属や環境保護などが買われている。
上海B株指数は0.15%安の260.88ポイント、深センB株指数は0.11%高の998.80ポイントだった。