2020-01-13 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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19年の新車販売は8.2%減、2年連続前年割れ=中国汽車工業協会
中国汽車工業協会(CAAM)が13日発表した2019年の新車販売台数は前年比8.2%減の2576万9000台だった。販売台数は世界トップを維持したが、減少幅は前年の2.8%から5.4ポイント拡大。前年は1990年以来28年ぶりの前年割れとなっていた。
車種別では乗用車が9.6%減の2144万4000台と低迷。商用車は1.1%減の432万4000台。インフラ投資の回復などを背景に減少幅は乗用車ほど大きくはなかった。新エネルギー自動車は補助金の大幅削減などが響いて販売台数は4.0%減の120万6000台となり、変動幅は前年(61.7%増)から大きく悪化した。内訳は純電気自動車が1.2%減の97万2000台、プラグインハイブリッド車が14.5%減の23万2000台、燃料電池車は79.2%増の2737台だった。
中国ブランド乗用車の販売台数は15.8%減の840万7000台で、乗用車全体に占める比率は39.2%と、前年比で2.9ポイント低下した。自動車輸出は1.6%減の102万4000台だった。