JPモルガンは最新リポートで、中信銀行(
00998)が8日大引け後に発表した2019年12月本決算の速報値に触れ、経常収益と純利益がそれぞれJPモルガン予想を2%、3%下回ったと指摘した。引当金や運営支出の大幅増を受けて10−12月期は純利益が前年同期比6%減に転じたことに懸念を示した。決算速報は短期的なネガティブ材料になるとした。『AAストックス』が9日伝えた。
一方、バリュエーションが魅力的な水準にあることに加え、高い配当利回り(6.6%)が株価を下支えるとの見方を示した。投資判断を「オーバーウエート」、目標株価を5.8HKドルに設定した。
中信銀行の9日前場終値は前日比0.89%高の4.54HKドル。