2020-01-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落、ほぼ全面安 イランの米軍攻撃受けリスクオフ
8日の香港市場でハンセン指数は反落して始まり、始値で心理的節目の28000ポイントを割り込んだ。イランが同国革命防衛隊司令官を殺害した米軍への報復攻撃を開始したと伝わったことで、ほぼ全面安となっている。報道によると、日本時間8日朝に米軍が駐留するイラクの基地2カ所がミサイルの砲撃を受けた。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比1.29%安の27957.86ポイントで推移している。中国工商銀行(
01398)やテンセント(
00700)、HSBC(
00005)、AIAグループ(
01299)などの大型株がそろって下落。スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)と舜宇光学科技(
02382)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)が安い。一方、石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)が反発し、逆行高を演じている。