2020-01-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発 プラス圏でもみ合う 3100ポイント付近で上値重い
7日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.36%高の3094.44ポイントだった。深セン成分指数は0.78%高の10781.37ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4248億7900万元だった。
上海総合指数はプラス圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化を巡る懸念が後退し、買い戻しが相場を支えた。半面、前日に買われた石油や産金株が利益確定売りに押されて重荷となった。指数は心理的節目の3100ポイントに近づく水準では伸び悩み、上値の重さが意識されると、中盤以降は上げ幅を縮小する場面もあった。
セクター別では、石炭、文化・メディア、農業が高い。ソフトウエアサービス、鉄鋼なども買われた。半面、産金、石油のほか、化学肥料、証券が安い。
上海B株指数は0.28%高の262.28ポイント、深センB株指数は0.16%高の971.30ポイントだった。