『経済通』が本土情報サイト『新浪網』を引用して伝えたところによると、中国検索エンジン最大手の百度(BIDU)が香港市場へのセカンダリー上場に向け、社内で検討を始めたもよう。
中国ネット通販最大手のアリババ集団(
09988)は昨年11月下旬、香港市場へのセカンダリー上場を果たした。同じくNY市場に上場する中国ネット企業のトリップ・ドット・コム(TCOM)とネットイース(NTES)のセカンダリー上場を検討していると伝えられている。
香港市場の規定によると、本土企業が香港市場にセカンダリー上場する場合、ニューヨークまたはナスダック、ロンドン市場に上場していることや、時価総額が400億HKドル以上(または時価総額100HKドル以上で直近年度の収益が10億HKドル以上)などが前提条件。足元で約200社の本土企業が米国市場にしており、うち香港セカンダリー上場の基準に適合しているのは約30社に上る。1月3日の大引け時点で百度の時価総額は464億米ドル。