2020-01-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、全面高 中国金融緩和と米中対立の緩和見通しを好感
休場明け2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比1.21%高の3087.16ポイントだった。深セン成分指数も1.91%高の10630.49ポイントと3営業日続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4789億5700万元。
上海総合指数は高く寄り付き、次第に上げ幅を拡大した。中国の金融緩和と米中貿易摩擦の緩和見通しを背景に全セクターで買いが優勢。一時は心理的節目の3100ポイントに迫る水準まで買い進まれた。中国人民銀行(中央銀行)は1日、金融機関の預金準備率を6日付で0.5ポイント引き下げると発表した。一方、トランプ米大統領が12月31日、「第1段階合意」に自身が1月15日に署名した後、訪中して第2段階協議を開始する考えを明らかにした。セクター別では保険と通信、メディアが軒並み高。
上海B株指数は1.32%高の260.22ポイントと3営業日続伸。深センB株指数は1.25%高の973.64ポイントと5営業日続伸した。