2019-12-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反落、利益確定売りが優勢 保険株は軒並み安
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.06%安の3038.26ポイントだった。深セン成分指数は0.31%高の10398.24ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3154億8100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値付近でもみ合い。前日は7月2日以来およそ半年ぶりの高値で引けただけに、あすの休場を前に利益確定売りが出て相場を下押しした。もっとも、人民元の対米ドル相場が8月上旬以来の高水準にある上、中国の景気刺激策に対する期待は根強く、下値を売り込む動きは限られた。セクター別では、前日高かった保険が軒並み安。非鉄金属と鉄鋼も売られた。一方、医薬品や医療、繊維・アパレルが買われている。
上海B株指数は0.05%安の256.23ポイントと反落。深センB株指数は0.01%安の957.11ポイントと4営業日ぶりに反落した。