2019-12-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、3000ポイント割り込む 銀行が全面安
週明け30日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。寄り付きで心理的節目の3000ポイントを割り込み、日本時間午前10時30分現在、前営業日比0.71%安の2983.57ポイントで推移。年末を前に手じまい売りが先行している。
セクター別では、銀行が全面安。2020年1月から最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)を新たなベンチマークとして適用すると中国人民銀行(中央銀行)が発表したことを受け、銀行の利ざやの縮小が懸念されているもよう。電子・IT、通信キャリア、通信設備なども安い。半面、セメント・建材、鉄鋼が買われている。