連休明け27日の香港市場でハンセン指数は反発スタート。連休中の米中株高の流れを引き継ぎ心理的節目の28000ポイントに乗せて寄り付いた後、プラス圏でもみ合う展開。米中貿易交渉の進展期待などから買いが先行している。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.82%高の28093.32ポイントで推移。個別では、本土不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)、華潤置地(
01109)が高い。中国本土で連休中に発表された戸籍制度改革措置が住宅需要の拡大につながるとみられている。スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)、製薬の中国生物製薬(
01177)も買われている。半面、連休前に高かった豚肉大手の万洲国際(
00288)が反落。