2019-12-26 |
中国/政策/運輸・倉庫 |
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鉄道インフラ整備、20年に8000億元投入=交通運輸部
交通運輸部の李小鵬部長は26日に招集した会合で、2020年の交通インフラ関連投資額を明らかにした。鉄道に8000億元、道路と水路に合わせて1兆8000億元、民間航空に900億元をそれぞれ投じる。全体では約2兆7000億元となるが、19年(3兆2135億元)からは16%減ることになる。『財聯社』が同日伝えた。
「第13次5カ年計画(2016−20年)」に則り、20年の交通インフラ投資は「郷鎮(県級市の末端自治区)」間のバス路線網を充実させ、港湾コンテナ取扱量を12%拡大し、郷鎮における宅配便拠点の開設率を98%まで引き上げることなどが狙い。鉄道では、重慶市−雲南省昆明市間や新疆ウイグル自治区ホータン市−チャルクリク県間の新線建設などを進める。
李部長によると19年通年の固定資産投資額は3兆2135億元で、うち鉄道は8000キロメートル、国道は33万キロメートル、幹線航路は385キロメートル、民間空港は5カ所をそれぞれ新たに建設し、中華郵政の速達拠点とスマート投函設備の設置も急ピッチで進んた。