北京市海淀区で25日、中国初となるユニコーン企業団体「中関村科学城独角獣企業党建連盟」が発足した。中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)や、生活関連サイト運営大手、美団点評(
03690)の親会社、米ナスダック市場上場のコーヒーチェーン「ラッキン(瑞幸)コーヒー」運営会社など41社が参加した。『北京日報』が同日伝えた。
団体は小米集団が発起人となり、政府と企業、企業同士のコミュニケーション強化や、民間ハイテク企業の迅速・健全な発展を促す目的で設立。創業10年未満で、時価総額10億米ドル以上の非上場企業を中心に結成した。中国のユニコーン企業約200社のうち82社が北京を本拠とし、うち40社が海淀区に集積しているという。
前述した3社のほか、顔認証技術大手の北京曠視科技(メグビー・テクノロジー)、配車アプリ「滴滴(ディディ)」運営の北京テキテキ無限科技発展、決済サービス大手「拉カ拉(ラカラ)」運営の拉カ拉支付、キンググソフト(
03888)のクラウド子会社、北京金山雲網絡技術(キングソフトクラウド・ホールディングス)、ショート動画アプリ「快手」運営の北京快手科技、小米集団ブランドの家電を手掛ける北京智米科技(ジーミー)、生活関連の訪問サービスサイト「58到家」を運営する北京五八到家信息技術などが立ち上げに加わった。