2019-12-23 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】買い優勢か、楽観ムード広がり28000ポイント超えも
週明け23日の香港市場は、買い優勢か。トランプ米大統領は20日、中国の習近平国家主席と電話で協議したことを明らかにした。貿易協議の「第1段階」合意について、「とても良い話し合いができた」と強調しており、先行きを楽観するムードが広がるなか、ハンセン指数は心理的節目の28000ポイントを超える場面も期待できそうだ。
ただ、今週はクリスマスのため、あす24日が半日立ち会い、25−26日は休場となっており、持ち高を調整する動きが相場の重しとなりそうだ。
先週末のNY株式相場は続伸。米中両首脳からの通商交渉についての前向きな発言を受けて米中通商「第1段階」合意への期待が続いたほか、個人消費などの経済指標が良好な結果となったことも相場の支援となった。主要3指数はそろって史上最高値の更新を続けた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、AIAグループ(
01299)やチャイナ・モバイル(
00941)、中国平安保険(
02318)が香港終値を上回って引けた半面、中国旺旺(
00151)やHSBC(
00005)が下回って引けた。