2019-12-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、利益確定売りと金融緩和への思惑買いが交錯
18日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。指数は心理的節目の3000ポイントを超え、3カ月ぶりの高水準にあるだけに利益確定売りが出やすい。半面、中国の金融緩和への思惑買いが相場を支えているもよう。『上海証券報』によると、市場関係者は中国人民銀行(中央銀行)が資金需要の高まる1月に預金準備率を引き下げるとみている。
指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.09%安の3019.83ポイントで推移。セクター別では、造船や空運、電子が買われる半面、銀行、貴金属、鉄鋼が売られている。