2019-12-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、中国の経済指標受けてプラス圏に浮上も勢い続かず
週明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.37%安の27585.18ポイントだった。中国企業指数は0.13%安の10824.54ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で437億3000万HKドル。
ハンセン指数はほぼマイナス圏で推移した。米中通商協議をめぐっては、15日に予定されていた対中制裁関税の発動は見送られたが、詳細が曖昧な部分も多く、先行き不透明感が相場の重しとなった。日本時間午前11時に発表された中国の主要経済指標が市場予想以上の結果となったことで、指数は一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、勢いは続かなかった。また、指数は先週末に大幅上昇した後とあって、利益確定の売りに押された。
個別では、AIAグループ(
01299)が1%超下げたほか、中国蒙牛乳業(
02319)や万洲国際(
00288)の下落も目立った。半面、長江インフラ(
01038)や電能実業(
00006)、舜宇光学科技(
02382)が買われた。