2019-12-12 |
香港/企業動向/電子・IT |
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Qテクノロジー、19年12月本決算は大幅増益の見通し
中国の携帯端末部品メーカー、Qテクノロジー(
01478)は11日大引け後、2019年12月本決算で純利益が5億−5億2000万元に達する見通しを発表した。前年の純利益は1400万元だった。同社は大幅増益の要因として、◇カメラモジュールの販売量の大幅増加と製品構成の見直しが奏功し、粗利益率が上昇◇指紋認証モジュールは販売量が小幅に減少したものの、製品構成の改善に伴い粗利益率が上昇◇生産自動化を進めた効果で人件費を抑制◇関連会社の新鉅科技の19年1−11月期業績が好転した――ことを挙げた。ただ今年に入って貿易摩擦のあおりで人民元の対米ドル相場が急変動し、営業利益に影響が及んだとした。
Qテクノロジーの11日終値は前日比1.30%高の5.63HKドル。