2019-12-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:3日続落スタート、FRB議長会見や対中追加関税を前に様子見
11日の香港市場で、ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ3営業日続落して始まった。きょう行われる米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の会見や、4日後に迫ったトランプ米政権による対中追加関税「第4弾」の全面発動を前に、リスク回避の売りが先行している。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.11%安の26406.61ポイントで推移。個別では、時価総額が大きいアジア生保大手のAIAグループ(
01299)、通信キャリア中国最大手のチャイナ・モバイル(
00941)が売られ相場の重荷に。通信キャリア中国2位のチャイナ・ユニコム(
00762)も安い。半面、前日下げたスマートフォン向け部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)や医薬品銘柄の中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)が買われている。